日本を離れ、外国で生活しておそらく初めて気になり出すのがビザではないだろうか。
オーストラリアに来る留学生はワーキングホリデーまたは学生ビザのどちらかに分類される。
ワーキングホリデービザ(ワーホリ)は無制限の就労と4ヶ月間の就学ができる万能なビザで多くの日本人はこのビザで滞在するものが非常に多い。
学生ビザの渡航であれば事前に入学する学校(カレッジ,TEAF,大学で政府認定のもの)からCOE(入学、就学証明書のようなもの)をもらい手続きが必要なのでかなり面倒くさいし、入学金や諸経費がかかるのでまとまったお金が必要となる。
ワーホリの場合、就学は絶対ではなく、ある程度の生活費があれば簡単にビザを得ることができる。さらには現地にて仕事をすることもできるので、生活費を補いながら観光することができる。
このワーホリビザがいかに恵まれたビザなのか長く海外で生活する人ならわかると思う。
まず にワーホリビザを取得できるのは一部の国だけだ。これはパスポートが強いという言われ方もするが、国によってビザ発行に際し“差”がある。
例えば中国人やインド人はワーホリビザの取得ができない。
そして18−30歳までの12年間しか取得することができない。
多くのチャンスを持てる時にそのチャンスを使いたいものだと思う。
ワーホリに対する批判的声は絶えないと思う。それは日本の文化的なこともあるし経済的に甘えられない現実もあるからだと思う。
しかしながら会社によっては留学を評価するし、留学そのもの斡旋や留学しやすい福利厚生システムを持っているところもある。
『チャンスの神様の前髪を捕まえるためには準備が大切。』
そんな決まり文句はオリンピックのためだけではないだろう。