留学が終わったらどうしよう。
海外に出て生活してみたいと思う人の多くの不安は「帰国後どうするか。」ということではないだろうか。
仮にワーホリで渡航しようという人であっても帰国後のキャリアアップや就職に有利になるように留学期間を過ごしたいと思う人が多いだろう。
留学の目的は人それぞれで特にオーストラリアに留学に来る人は、レジャーや世界旅行のための資金稼ぎという人も多い。以前にも取り上げたが
(「踏み出したらわかる事が一つだけ。」)、そんな目的は別にひとまずなんだっていい。
しかしながら世間的(会社の面接官的)にはどうして留学したのか、何を学んだのか、ということが気になるところ。実際には本人もやりたいようにやっているだけだから説明しにくい部分だってある。とか言ってあまりに抽象的すぎると無能な奴のように思われてしまう。(関連:「舐められるワーホリ」)
そんな不安を感じ留学をためらったり、留学中にブルーになる人もいるだろう。
うさぎもそんな一人でものすごく将来に不安を感じていたが、あるサービスを利用することで留学生活の一日一日が自身へとつながっていった。
そのサービスとは『Global ACE』という機関が提供す、厚生労働省の委託事業である海外留学生のキャリア支援サービス。無料で提供されており、就職時の自己PRの添削まで行ってもらえる。(本年度は残念ながら募集が終了してしまったようだが、セミナーは参加することができるよう。興味のある方はぜひ上記リンクからチェック頂きたい。)
Webツールを使った自己達成目標の管理や専任のキャリアコンサルタントによる最低月1回のコンサルティングとかなり手厚くサポートし、帰国後の就職まで相談に乗ってくれる。
うさぎがお世話になたコンサルタントの方は外資系の営業職として勤め上げ、現在は飲食店のコンサルタントをしておられる人だった。はじめはどんな厳しいことを言われるのかとびくびくしていた。いざ相談してみると、どんな時にもこちらの意見を認め自身をもって過ごせるように後押しして下さった。毎月スカイプを通じて話しどんなことを今後していきたいのかという具体的な目標設定もできた。
意外だったのはこのコンサルタントの方が(要するにバリバリキャリアを積んできた人が)、留学経験そのものに価値があり留学の目的とかそんなのに縛られるなとおっしゃっていた事。うさぎはてっきり留学は何のためとか、どういう思いでとか聞かれると思っていたのですごく衝撃的だった。
日本に帰国せず、オーストラリアで働くことを選んだ今でも、彼にはとても感謝している。
留学にも色々な形がある。皆さんのお役に立てば幸いです。