一期一会。
留学していると、自国に居ては絶対に会なかっただろうという人たちに出会う。
10歳ぐらい年の離れた友人ができたり、名前も知らない国の人と友になれたり。うさぎはそれだけで大変なドラマだと思う。
例えばそれは同じ日本人同士でも同じことだろう。
こういった幅広い人間関係を築けること、そして広い視野で自分自身についても感がることができることが留学の醍醐味だろう。
多くの人と出会い、語り合い人間関係を育む。
留学という同じシチュエーションの中で時には一生涯の友を得ることもできるだろう。
そしてビザの期限ということで別れが用意されている。-それはなんだか少し粋に感じる。
出会い別れで試される、といったところだろうか。
個人的にそんな別れに慣れた。といったら少し寂しが、多くの出会いと別れを経験するうちに別れ際センチメンタルになることも少なくなった。
再会を約束して別れていく友人たち。でも本当にまた会いたいと思えるのは正直に言って数人ではないか。
結局出会ってきた人間を分けてみると2つしかない。
・慰めあって、ただ意味もない話をしていた友人
・高めあえた友人
答えは明白で「高めあえた友人」にはまた会いたいと思える。
ここでは別に自己啓発本に書いてあるような意味ではなく。
純粋に彼らの追いかけていた夢がどうなったか気になる。ややもすれば何か協働できるのではと思う節もあるぐらいだ。
逆に冷たいようだが「慰めあった友人」の未来にはあまり興味が持てない。たぶんどこかでまた愚痴をつまみに酒を飲んでいると思うから。何か特別なことが起きない限りそれは変わらないだろうと思わせる。
夢や人生の目標を恥ずかしげもなく熱く語れるのは学生のうちか、こういった留学の場ぐらいではないだろうか。特に他国の学生は意欲があり、圧倒されるほど。そんな中で自分を卑下することもあるかもしれないし、逆に刺激を受けて燃え上がるタイプもいるだろう。
少なくとも自分は自分の人生に興味を持っていたい。