海外に出て意外と大変なのがヘアカット、ですよね。
せっかくだから現地の人に切ってもらいたいという思いもありながら、言葉の壁や感覚の違いをひしひしと感じる象徴的場面が美容室に行った時。
うさぎは一度韓国人女性の美容師さんに髪を切ってもらったことがあり、当時ジョニー・デップを目指して伸ばしていたロン毛をすっぱり切られたことがある。こちらもおススメで!と任せたこともあるが彼女の粋のよさが忘れられない。5cmぐらいばっさっと髪を切られ逆にすがすがしくも思えた。
おそらく彼女もワーホリか学生が何かだとおもうが、手に職があると強いなと感じた。
また別の機会にワーホリでオーストラリアに来ている日本人の男性美容師さんに髪を切ってもらってこともある。その時はお店ではなく彼のシェアハウスにわざわざ出向き切ってもらった。
はっきり言って不快だった。
技術は素人のうさぎでもわかるほど中途半端、あちらから何か提案があるわけでもない。いちいちここの長さはどうかなんて聞いてくる。プロなら(少なくともお金をもらってやっているなら)何かしら流行であったり似合いそうな髪形を、または長さを提案してほしい。
そもそも留学でオーストラリアに来ているなら年齢も若く、スタイリストとしての経験のない美容師さんも多いのでそんな注文を付ける方が間違っているかもしれないが。
ちなみに上記の2つのヘアカットはどちらも$25ほど。シャンプーはなし。(この値段ならついてないのが普通ですよね?)
とそんなことを考えていたらなかなか腕が立って、丁寧に接客してくれるプライベートサロンを発見した。
N&Nというヘアサロンで事務所の一角を使い女性の日本人美容師さんが個人で運営されている。東京下町育ちの江戸っ子だそうでハツラツとした方だった。
流行の髪形を説明しながら自分の髪の癖や質に合わせていろいろと提案してくれる。個人でされているので他の従業員やお客さんもおらず落ち着いてカットしてもらえた。
値段も$20~30ほどだったので満足。
またお願いしたいと思えるヘアサロンだった。
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