先日、自分が働いている会社に来た若者にこの会社信用できますかね?と聞かれた。
なんでもその彼は日本で育ち数年の間海外を転々としているとのこと。英語はペラペラはなすし、見た目はパリっとしててなんかやってくれそうだった。
そんな彼が正直言ってここ信用できますかね?っと言ってきた。
確かにはっきり聞きにくいことを聞いていかないと自分が痛い目を見ると思う。それはオーストラリアに来てよくよく身に染みてわかった事だ。
日本の慣習的なことが潜在意識にあるのか勝手にこういうものだろうと思っていると、まったくずれていることもある。
だからしっかりコミュニケーションを取らないと後悔の元になる。
しかし、
彼がそんな事を言い出したのは出勤初日。自分が話している相手がどういった立場の人間かもわかっていないわけだ。彼が話した相手(つまり私)がどんな立場の人間なのか理解していない。そしていきなり「正直言って」と切り出してきた。
それこそ馬鹿正直という事ではないだろうか。もっと信頼関係や相手の立場を理解したうえでなら私もこの質問に対し納得できる。というより彼の不安はよくわかる。初めて入った職場がどんなところか不安で仕方ない気持ちはよくわかる。
しかし、相手のことも少し頭においておく必要があるだろうとも思う。
思ったことをただ話せばいいという訳ではない。そして彼はすでに社長と面談し話しているはず。その時しっかりコミュニケーションを取っていれば無駄に不安を感じる必要ないはずだ。
コミュニケーションって難しいですね。
よくわからないところはしっかり質問したいものですが話し方ってありますよね。
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