典型的に舐められる留学
オーストラリアで約2年間生活して帰国したワーホリの男性。
帰国後日本でとある会社の役員をされている方から質問をされたそうです。
(役員)―海外に出てどうだった?
(男性)―日本が一番いいってことが分かりました。
(役員)―…それが分かっただけよかったね。
残念なのは会話がこれ以上発展しなかった、と言うことです。
2年も海外で生活をして、こんな答えしか返せない、同じ留学仲間として恥ずかしい。
確かに日本は住みやすい国で何でもあるし、大体24時間営業なので便利です。
しかしこの役員の方は、若者が海外で何を感じて帰ってくるのか聞きたかったはず。
それをこの男性はこんな簡単な答えで終わらせてしまったのです。
おそらくこの男性は「舐められる」でしょう。
社会的なコミュニケーション能力や観察力、考察が出来ない人間であると。
ワーホリと言ういかにも遊びに言ってましたというビザで海外にでて、いかにも遊んでましたと言う解答しか出来ない留学生。日本社会の目が冷たいのも当然のことでしょう。
これからワーホリに出ようという人はこの点を理解しておいたほうがいいでしょう。
ワーホリ=負け犬 です。
社会での労働に耐えられず、ろくにキャリアも積めてない大したことないやつと言うのが日本社会からの一般的な見方でしょう。
特に海外留学経験がない人からはそのように思われるのが普通と考えていいでしょう。
そして、残念ながらワーホリ先、たとえば私のいるメルボルンでもワーホリに来た日本人に対する経営者の見解も近いものと思っていいでしょう。
どこにいても真摯な態度で取り組まないと足元すくわれることに変わりありません。
海外と聞くと、「スゴイ」という人もまだ少なくないですね。
でもほんとに心の中で、そのことを過大評価してしまっているのは
海外に出ている本人。
だったら証明しろよという感じ
うさぎはオーストラリアから戻ってきて、何社か就職のために面接に行きました。
正直、「遊びに行ってたのね。」って感じでした。
特に資格やTOEICの点数を持っていないので、英語力も証明できません。
だから、「しゃべれるというなら証明してよ」っていう雰囲気をヒシヒシと感じます。
留学してた期間が、仕事にどう活きるのか。
そういう物差しでしか見てもらえません。
でも、海外に出る理由なんて本当は何だっていいんです。
仕事に直接関係しなくたっていいんですよね。
むしろ、経験を仕事に活かすのは自分の仕事で、他人が聴いて判断男して評価するものではない。
その経験を活かすために精一杯楽しんでくる。
そんな事を理解してはくれません。
だから、留学に行って一番舐めれられるのは、
自分の自分だけの成功が何か、見えていない人なのかもしれません。